占い師MASAの占いの裏側

LINEトーク占い師MASAのブログです。占い関連の話の他、日々思ったことをざっくばらんに書いていきます。かっこ悪くても、泥臭くても、ブログを書いていきます。

気の緩みは悪いことではないよ ―政府や地方自治体による新型コロナウイルス関係の会見を見て思う違和感―

こんにちは、占い師のMASAです。

 

連日、テレビやネットのニュースでは新型コロナウイルスに関する報道がなされています。

 

特に、最近では3月に全国の緊急事態宣言が解除されたことで、大阪や東京での新規感染者数が増えてきましたね。

 

 

 

そうした中、菅総理や吉村大阪府知事、小池東京都知事などの会見が開かられる際に、

 

「国民の気の緩みが出てきている」

 

という言葉が度々発せられます。

 

ですが、この言葉を聞く度に、私は違和感を感じてきました。

 

 

 

一年前、まだ新型コロナウイルスがかつてない未知の病気として認識されていた頃、誰もが不安を持っており、気を張っていたと思います。

 

特に、2020年の4月に発令された最初の緊急事態宣言では、私の住む横浜でも横浜駅周辺の店が全て閉じるほどの事態に陥っていました。

 

私自身、会社が休みの週末などには横浜駅周辺のスターバックスに入り浸る習慣がありました。

 

でも、1ヶ月ほどスターバックスに通えずに、それどころか他のカフェにも行けずに自宅で過ごしている日々には大きなストレスを感じつつも「ここで新型コロナウイルスの感染拡大を抑えなければ」と気を張っていました。

 

幸い、最初の緊急事態宣言はかなりの大きな効果があったので、新型コロナウイルスも収束の方向へと向かっているように見えました。

 

 

 

ただ、最初の緊急事態宣言が発令されてからの一年、政府や地方自治体は何をしてきたのでしょうか?

 

 

「マスク着用、手洗いうがい、アルコール消毒、三密回避」 

 

「不要不急の外出は控えてください」

 

「飲食店には行かないでください」

 

「ここが正念場」

 

 

具体的な対策や補償もほとんどないままに、このような「気をつけなさい」という言葉ばかり聞かされてきた印象しかありません。

 

少なくとも、一国民がメディアの報道を通じて見る政府や地方自治体の印象は、そんな感じでした。

 

 

 

そして、長い間そのように言われ続けて、気をつけて頑張り続けてきたにも関わらず、最後に言われたのは、

 

 

「国民の気の緩みが出てきている」 

 

 

など、頑張っている私達に責任を転嫁するような言葉であり、飲食店などのお店に対する罰則を設けるようなことをされてきました。

 

このような対応しかできない政府や地方自治体は残念でしかありませんし、政府や地方自治体の話を聞こうと思うような信用も信頼なくなったなと感じています。

 

 

 

 

 

私は(自分自身もそうなのですが)、常々

 

 

「人は、気持ちだけでは頑張り続けることはできない」

 

 

と思っています。

 

 

 

「勉強を頑張りなさい」とか、

 

「仕事を頑張りなさい」とか、

 

そのように『頑張る』という言葉が日本人は好きなように感じます。

 

(だって、あの未曾有の大災害である東日本大震災の時だって「がんばろう、東北」と言ってたじゃないですか)

 

 

 

ですが、人が気持ちだけで本当に頑張れるのは一時的なものだけなのです。

 

学校の夏休みの宿題やテスト勉強だって、一夜漬けなら多くの人が頑張れるけど、365日毎日一夜漬けと同じぐらい勉強を頑張れというのは無理ですよね?

 

 

 

でも、報酬や喜びがあるのなら、人は頑張りをある程度は継続できると思います。

 

365日毎日一夜漬けと同じぐらい勉強を頑張れというのは無理ですが、それでも受験生が毎日のように頑張り続けられるのは

 

「あの大学に行きたい!」

 

「あの大学に入れれば、人生が良くなる!」

 

という喜びが手に入るかもしれないからです。

 

あとは、「勉強を毎日頑張って成果を出せば、1,000万円とかの大金がもらえる」とかなら毎日頑張れる人が増えるかとは思います(笑)

 

 

 

 

 

話が少し逸れましたが、新型コロナウイルス対策だってそれと同じことだと思うのです。

 

気持ちだけでは新型コロナウイルス対策も毎日頑張り続けることはできないのですから、気を緩めて頑張らないことも大切だと思うんですよね。

 

 

 

だからこそ、私はあえて声を大にして言わせてもらいます。

 

 

 

最低限の新型コロナウイルス対策のマナー(マスク着用、手洗いうがい、アルコール消毒、三密回避、静かに話す等)を守れば、好きなお店や旅行など、たまには遊びに行っていいと思います。

 

 

 

そうして、たまには気を緩めて思い切り羽根を伸ばし、精神的なエネルギーを回復させながらでないと、新型コロナウイルスとの長期的な戦いに勝利することはできないと思いますからね。

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス対策で気を張りすぎている皆さん、たまには気を緩めてみませんか?

 

 

気を緩めて楽しんでいる人のイメージです。外の芝生の上で寝っ転がっているカップルの写真です。

画像引用元:acworks『寝そべるカップル1』、写真AC

 

 

 

P.S. 

それでも、気を緩めすぎて週に何度も人が多いところに遊びに行くような人は、そのような行動は控えてくださいね。

 

 

 

P.S.2

ちなみに、人は気持ちだけでは頑張り続けることはできませんが、習慣になっていれば別です。

 

私自身、お店に入る前のアルコール消毒とか、飲食店でマスクしながら静かに会話することにはもう慣れましたので、気楽にやっています。

 

なので、マスク着用や手洗いうがい、アルコール消毒などが習慣になっていない人は、今からでも少しつづ慣れていき、習慣化していきましょう。

 

(習慣化のコツが分からなければ私がお伝えしますので、ブログへのコメントや私のTwitterへのリプで教えてください)

 

 

 

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